スマホでニュースをチェックし、電子書籍やタブレットで本やマンガを読む。
そんな風に、あなたも気が付けば”紙”離れが進んでいるうちの一人ではないでしょうか。
活字文化において、”紙媒体から電子媒体へ”という「電子化」の流れは、着実にそして急速に進んでいます。
しかし、そんなプライベートな時間における電子化の進行とは裏腹に、ビジネスシーンにおいては、まだまだたくさんの”紙”が消費されていると感じることがありませんでしょうか。
あなたの会社でも、依然として「会議の際には、毎回”紙爆弾(大量の紙の資料)”が配布される」といった光景が繰り広げられていませんか?
たとえ積極的に電子化に取り組んでいる会社であったとしても、「100%紙を使わない」ということは現状では難しいでしょう。
会議資料に稟議書、提案資料から各種確認書類、営業計画表に経理関係書類と、会社の中には多種多様な紙媒体資料が存在しますし、やはり「紙」というのは、まだまだビジネスとは切っても切り離せない存在です。
会議資料に代表される、そういった”紙資料”。あなたはどのように携帯していますか?
今回は、そんな紙媒体の資料をスマートでエレガントに持ち運びできるグッズ、「メモパッド」をご紹介したいと思います。
紙の資料をオシャレに携帯するのはもちろん、思いついたタイミングでサッとメモができるアナロググッズとしてのメリットや、会議やちょっとした打合せ、商談の際に、ノートパソコンやタブレットと共に持ち歩くことで、”できるビジネスマン”を演出することも可能、といったことについてもお話したいと思います。
メモパッドを選ぶ基準や便利な使い方についてもご紹介しますので、是非最後までご覧ください。
会議資料とメモについて|紙媒体と電子媒体
みんな大好き、”会議”。w
会議を設定し、皆で議論をしているだけで、なんとなく仕事をしている気になってしまうという方もいるのではないでしょうか。
もちろん、生産性が高く、充実した成果が得られる会議は、ビジネスの進展には不可欠です。
本来、”理想的な会議”というのは、事前に内容を把握したメンバーが、顔を付き合わせる必要がある微妙な内容や、直接口頭説明しなければ大切なニュアンスが伝わらない内容などについて話し合ったり、または、ブレインストーミングの様に建設的な議論を集中的に戦わせることで、アイデア等を膨らませるといったことを目的とするものだと思います。
会議そのものについては、効率化や内容の充実を図るための”会議を科学する”的な本もたくさん出ていますが、今回の趣旨とは少しズレてしまいますので、一旦置いておきます。
会議の生産性を決定づける2つのアイテム
そんな会議に欠かせないアイテム。それが、”資料”と”メモ”です。
この2つのアイテムをどこまで使いこなせるかで、その会議の生産性が決まってくると同時に、成果の大きさも変わってしまうと言っても過言ではないでしょう。
会議の目的にもよりますが、解り易く、説得力のある資料は会議参加者の理解度を深め、相手の納得を促す強力な武器になりますし、要点がしっかりと押さえられた見返しやすいメモは、備忘録として後に非常に重宝します。
最近では、資料を事前にメールで共有し、メモは会議に持ち込んだPCやタブレットで取るといった”ペーパーレス会議”を実践している会社もあるかもしれません。
しかし、電子化が進む一方で、冒頭でもお話した通り、資料の媒体に関しては多くの会社でいまだに”紙”が中心になっているというのが現実かと思います。
これは単に「時代の変化についていけていない会社」と切り捨ててしまうだけの問題ではないと私は感じています。
つまり、紙媒体を使用するということにメリットがあるからこそ、”あえて”紙を使用している、という側面もあると思うのです。電子媒体は確かに便利です。しかし、それにも勝るメリットが紙にあるからこそ、紙を使用しているという側面もあると思うわけです。
資料・メモを”紙”にするメリット
では、電子化の流れに逆行してまで、紙を使用するメリットとは何でしょうか。
- 手軽さ
- 自由度(記述・描画)
大きくこの2つだと思います。
まずは何と言ってもその手軽さ・扱いやすさですね。これはどれだけ時代が変革しようとも、変わることはないでしょう。電子媒体を使いこなすための知識や電子媒体を実際に使用するための充電・起動といった準備を一切すること無く、サッと目を通し、すぐにメモをとることができる。紙媒体の最大のメリットです。
さらに、記述や描画に際しての自由度は、手軽さと相まって紙を使用する上での大きなメリットです。電子媒体における様々な描画ツールやアプリケーションソフトなどを必要とせず、誰でもすぐに文字・図・絵を書き込むことが出来る。当たり前のことですが、「会議に集中する」という本来の目的に照らしても、(メモを取るといった)他の作業で自分にストレスを感じさせないというのは非常に大切なことです。
さらに言えば、電子媒体としてのメリットを紙媒体に持たせてしまうことすら可能です。
つまり、電子媒体のメリットである「保存時に物理的にかさばらないこと」や、「情報共有の利便性」といった部分を、紙媒体で実現させることも可能なのです。
簡単なことです。スキャンして電子保存するだけです。
そうすることで、紙媒体である記述の即時性というスピード感のメリットと、保存のしやすさという電子媒体のメリットの良いとこ取りが可能です。
そんな”紙”の資料・メモを味方につけるために便利なアイテム、それが今回ご紹介する、私も愛用する「クリップファイル」です。
ビジネスアイテムは『質感』を大切に|質の高いモノを持つ意味
スーツに靴、カバンやボールペンに名刺入れ、、、と、ビジネスシーンに必要となる小物はいくつも存在しますが、あなたはそういった小物をどのように選び、購入していますか?
ブランドや使いやすさに対するこだわりは人それぞれ違いますが、”できるビジネスパーソン”に魅せるための最重要項目はズバリ、
「質感」
です。
質感とは、素材であり、仕上げや加工方法であり、場合によってはブランドの歴史や哲学といったものが醸し出すということもあるかもしれません。
もちろん、持ち主の審美眼やセンスが非常に大きな要素ではあるのですが、そういった類の能力・魅せ方に自信がない人にこそ効果てきめんなのが、この「質感」を追求する、ということだと思います。
身の回りのモノの「質感」を高めることで、非常に簡単に洗練された印象を出すことが可能になるのです。
あなたの社内にもいませんか?なんか”シュッとして”いて、”できる人”感が出ている人。(ここでは、本当に仕事が出来るかどうかは別として、あくまで”印象”のみに限定したお話です。w)
一般的に、「良いモノは高い」場合が多く、「質と価格帯」は比例する傾向にあります。
しかし、何でもかんでも最高級のモノを使うというわけにはいきませんし、そもそも、ただ単に高価なものに囲まれていれば”できる人”に見えるかと言えばそういう話でもありません。
そこで、狙い目となるのが「安くて質感の高いモノ」をセンスよく選択する、ということです。
センス良く魅せるためにおすすめのテクニックは、身の回りのモノに革製品を上手く取り入れるということです。
今回のメインテーマ、「クリップファイル」に関しても、こだわらなければ、百均でプラスチック製の物がいくらでも手に入れられます。でも、そんな風に小物の質感に少しこだわるだけで、”センス”を感じさせることが出来てしまうわけです。
人間の印象は視覚効果が9割!?|メラビアンの法則
「見た目にこだわれ」
「質感を大切にして”できる人”を演出しろ」
などと言っていると、すぐに『大切なのは中身だよ』といったご忠告が聴こえてきそうです。
はい、間違いありません。ごもっともです。
そこで、「人の見た目」に関するお話を一つ。
あなたは、「メラビアンの法則」というものを聞いたことがあるでしょうか。
アルバート・メラビアンという研究者が発表したコミュニケーションに関する実験結果で、面接対策やコミュニケーションに関する教室などでよく、「人は9割方見た目で相手を判断する」といった類の例で紹介されることがあるものです。
この法則は、誤った解釈が広まってしまっているといった指摘もいろいろと出ているのですが、話が脱線してしまうのでここでは詳細には触れません。興味がある方は「メラビアンの法則」で検索してみてください。
要は、この法則は、「7-38-55のルール」とも言われ、人間が相手の感情や態度について推し量ろうとする時には、
- 言語情報:7%
- 聴覚情報:38%
- 視覚情報:55%
の割合で判断している、というものです。
つまり、この研究結果では、人を判断する際の半分以上(55%)の要素が”視覚情報(見た目)”であると証明されたということです。
これをビジネスシーンに置き換えてみると、「信頼感の醸成」という部分において大きな意味をもたらす要素となります。
言うまでもなく誤解してはならないのは、ここで言う「信頼感の醸成」とは、人を判断する”入り口”において、相手に信用して話を聞いてもらう空気を作り出す、という意味での話だということです。中身がなく、全く信用のない人間が、いくら見た目にこだわっていても、付き合う期間が長くなればなるほどその化けの皮は剥がれていきます。
身の回りのモノなどの小物に少しこだわりが感じられる人というのは、少し大袈裟に言えば、相手に
細部に気を配れる人
↓
抜かりなく仕事をしてくれそう
高そうなモノを身につけている
↓
稼ぎが良い
↓
仕事ができそう
といった印象に繋げることができるわけです。
これは、常に相手が存在するビジネスシーンにおいて、非常に大切な要素となります。
ちょっとしたこだわりを持つだけで、自分の話に”信頼感”をプラスできるのであれば、利用しない手はありません。
使えるクリップファイルとは|おすすめの条件
さて、前置きが非常に長くなってしまいましたが、いよいよ本題である「クリップファイル」についてみていきましょう。
私がクリップファイルに求める条件は、
- フラップが裏返る
- 台座にしっかりとした硬さがある
- 太めのペンが入るペンホルダー
- ポケットがある
- A4サイズ
- 革製
この6つです。
1、フラップが裏返る フラップとは”ふた”のことで、広げた際にポケットのついている部分ですが、この部分が裏側までひっくり返せなければいけません。自分が立った状態やテーブルのない場所などで使用する際には、このフラップを裏返した状態で左手でクリップファイルを保持し、右手でメモすることになりますので、フラップが折れてA4サイズになってくれなければ非常に使いにくいわけです。
2、台座にしっかりとした硬さがある 台座部分の硬さについては、これもメモの取り易さに直結する項目ですが、フラップの条件と同じように、自分が立った状態やデスク等のない状態でメモを取る際に、このクリップファイルがふにゃふにゃではメモなんかとれませんよね。片手でクリップファイルを持った状態でもしっかりと記入できる硬さが必要です。
3、太めのペンが入るペンホルダー 太めのペンホルダーに関しては、意外とハードルが高いです。つまり、細いペンしか入らないようなペンホルダーが付いている場合が結構あるんです。私は三菱鉛筆の「ジェットストリーム 4&1」を愛用しているのですが、これが結構太く、細いペンホルダーだと、刺さらないのです。また、万年筆をしようすることもありますが、これも太さがあるものが多いため、ペンホルダーを選びます。
4、ポケットがある ポケットは、単純に何かを挟みたい時に便利だからです。私は資料に関してはクリアファイルや封筒などに入れ、クリップファイルに挟んで持ちますので、ポケットは使いませんが、ちょっとした用紙をはさんでおくのにあると便利です。ポケットはフラップ部分にL字形に縫い付けられていますので、ただ挟むのとは違ってしっかりと挟んでいなくても抜け落ちてしまうということがありません。何を当たり前のことをと感じられるかもしれませんが、長時間このファイルを持ってウロウロするセミナーやイベントなどのシチュエーションでは、手にかかる負荷が相当軽減出来ます。
5、A4サイズ 6、革製 あとは、基本的なことですが、仕事で使用する用紙サイズがA4を標準としているためにクリップファイルもA4を選択するということと、既述の通り、質感が良いモノを持つという観点から、革製を選択するということです。
これらの条件をクリアしたクリップファイル、それが【レイメイ藤井 zeitVektor】です。
【レイメイ藤井 zeitVektor】の使い心地
使い心地は、非常に良いです。非常に気に入っています。
偉そうなことを言っておきながら、私も以前は百均のプラスチック製の物を使用していました。
ただ、やはり質感が”軽い”。
一方でこの zeitVector の革の質感は非常に良いです。再生皮革ということで、少し質感に対する不安はありましたが、実物を手にしてみて、良い意味で裏切ってくれました。
縫製やクリップ部分も非常にしっかりとした作りになっていて、安っぽさは全く感じさせません。
会議中のメモパッドとして
そもそもの目的ですが、私はこのクリップファイルに資料を挟み込んで会議に向かうというスタイルが確立されてきています。資料が大量にある時でも、このクリップファイルは持っていくようにしています。
図や表、イメージなどを共有する際にフリーハンドでサッと絵を書くことができるアナログな利便性は非常に重宝します。
ちょっとした打合せや商談・イベントごとなどにも
クリップファイルの主戦場は会議である、と言っては来たのですが、実は、「ちょっとメモを取りたい」といった様々なシチュエーションでも、このクリップファイルは大いに活躍してくれます。
イベントに参加したときなど、大きなホールで会場内をウロウロする必要がある場合や、取引先が来社した際のメモパッドとしてもこのクリップファイルは非常に使い勝手の良いアイテムです。荷物が詰まった重いカバンを持ち運ぶのが面倒というシチュエーションで、このクリップファイルに資料等を挟み込んで持ち運べば非常に身軽になりますし、立ったままの状態でのメモ取りにも下敷き代わりとして非常に便利です。
本当に 4,274円 の価値があるのか!?
この商品は、2017年現在で4,274円します。中には「高い。」と感じられる人もいるかもしれませんが、私は確実に4,274円の価値があると感じています。
その根拠としてまずは、実質的なコストを単純計算してみたいと思います。
仮にあなたがこの製品をどれだけ酷使したとしても、最低2年程度は使える作りになっていますので、使用期間を2年間と仮定します。
2年ということは、24ヶ月ですね。
4,274円を24ヶ月で割れば、約178円/月です。
仕事に関わるモノに身銭をはたくということには賛否両論ありますが、月に178円で”できるビジネスパーソン”を演出できるのであれば、安いもんだと思います。
また、大手文具メーカーが販売している、同様のクリップファイルには、本革製の物などもありますが、そういった製品は2~3万円するものもザラです。
その点、この zeitVektor は、質感からすると非常に割安に感じます。持った感じの質感も、2~3万円する様な本革製のものと遜色ありません。
「百均のクリップファイルは安っぽくて嫌だけど、さすがにクリップファイルに3万円は出せない。」
という方には、まさにもってこいだと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
たかがクリップファイルで長々とお話してきてしまいましたが、仕事で紙を扱う機会が多いという人には、今回ご紹介した【レイメイ藤井 zeitVektor】は是非ともおすすめしたい商品です。
身の回りのモノに質感の高いものをチョイスし、洗練された”できる人”を演出するという点において、このクリップファイルはちょっとしたアクセントとして非常に効果が高いと思います。
あなたのビジネスシーンにも是非、取り入れてみてください。