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かんがえ

自分の甘さを知る「日本の水産庁漁業取り締まり艇「おおくに」に北朝鮮船が衝突」に学ぶこと

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2019年10月7日、北朝鮮の漁船が日本の排他的水域に進入し、水産庁の漁業取り締まり船「おおくに」と衝突した。

18日に公開されたその時の映像には、北朝鮮船が船首を急旋回したことで、そこにおおくにが突っ込む様子が克明に映し出されていた。

結果的に、北朝鮮船の船体には亀裂が入り、沈没。直後には、おおくにの乗組員たちが救命活動に動き出していた。

北朝鮮側は、「日本が意図的に沈没させた」として賠償を請求している、らしい。

この一件をニュース映像で見て、私はまた”いつもの感覚”を感じずにはいられなかった。

「なんだこの北朝鮮人たちの生命力の凄まじさは。」

北朝鮮という国の国際的な政治的立ち居振る舞い、そして数々の国際法に違反する行為、そういったものはここでは一旦置いておこう。

北朝鮮船の目的は、スルメイカの漁場として有名な大和堆(石川)でイカを狙うということの様なのだが、専門家によると、北朝鮮船の違法操業問題は、様々な要因の影響を受けてのことだという。

  • 中国向けにイカを輸出しようとする金儲け目当てでの漁業
  • 現在の北朝鮮は経済制裁を受けていて、海産物の輸出が全面禁止されている中、2019年6月の習近平国家主席の訪朝後、中国の密輸取り締まりが緩んだ結果、中国へ売れると漁師たちが判断
  • 北朝鮮が制裁に違反して自国沿岸の漁業権を中国へ売ってしまったことによる地元漁師の追い出し(地元漁師たちが近海での漁業ができなくなり遠洋へ追いやられている)
  • そもそも北朝鮮近海は水産資源が枯渇してきている

こうした背景が指摘されている。

たが、今はもはやそんなことはどうだって良い。

先にも述べた通り、私が”北朝鮮船の映像”を目の当たりにした時、いつも直感的に湧き出てくる感覚、それが

「”生命力の凄まじさ”に対する脅威」

なのである。

北朝鮮から来る漁船というのは、とにかく”ボロい”。老朽化が激しい、いや、激し過ぎるのだ。

北朝鮮船の違法操業問題に関する映像が流れる度に映し出されるのは、「これで本当に安全に航行できるのか。」と疑う様な、錆びまみれで、船上設備は見るからにボロボロ、船体も部分的に朽ち果てていて、ひどいものに至っては”木造”である。

いくら隣国とはいえ、彼ら北朝鮮の漁師たちは、数百キロメートルという航路をそうしたボロ船に乗ってやってくるわけである。

おそらく、「命がけ」だ。

彼らをそうした行動に掻き立てるインセンティブとは一体何なのか。

  • それしか稼ぐ方法を知らない
  • 漁船を直す金もない
  • 国際法の概念がそもそもない
  • 日本をナメ切っている

様々だろう。

しかし、私自身がその生命力の凄まじさから感じる最も大きな衝動は、

私は本当に不平不満を言っていられる立場にあるのか

ということだ。

北朝鮮人たちが、理由はともあれ”命がけ”で遠洋漁業に出掛け、死に物狂いで漁をして帰っていく一方で、自分は遥かに恵まれた環境にいる。

もちろん彼らがやっていることは、肯定されるべきことではない。あくまで、違法行為だ。

だがしかし、そうした”気概”という面において、自分に置き換えてみてどうか、ということをいつも考えさせられてしまうのだ。

彼ら北朝鮮人は、もしかすると、常軌を逸した国家体制の”被害者”なのかもしれない。

まともな教育を受けず、正しい知識や情報を得る機会も与えられないまま、最低限の”生き抜く力”を頼りに毎日を食いつないでいるのである。

それに比べて自分は、「あれがない。これがない。」「まだ時期じゃない。」「自分だけは違う。」などと都合の良い言い訳をいくつも並べながら、楽な方楽な方へと流されてはいないか。

”贅沢病”や”ないものねだり”といった感覚に侵されてしまってはいないか。

彼らは間違いなく「”必死に”生きている。」。

自分はどうか。

食うに困らず、突然テロに合うリスクも、全てを国家に統制、弾圧、搾取されてしまうリスクもない日本という恵まれた環境下で、そのぬるま湯に浸かり過ぎたあまり、”必死さ”が欠落してしまってはいないだろうか。

何か目標を達成しようとする時、必ず何かを捨てなければならないものだと、私は思う。

彼らは、自らの命を投げ捨てる覚悟すら持って、遠洋まではるばる来ているのだ。

それも、何かを成し遂げるためではない。

生きるために、だ。

「もう一度、己の生き様を見つめ直して見よ。」

ニュース映像が、私にそう投げかけている様な気がしてならない。

 

最後までご覧いただき、ありがとうございました!

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