いま、どのパソコンを買うべきかと悩んでいるあなた。
そんなあなたに、私が自信を持っておすすめできる ”いま買うべきパソコン” とは何か。
結論から言ってしまうと、それはマウスコンピューターです。
これまで数多くのメーカーの様々なパソコンを使用してきた経験から、2020年現在、コストパフォーマンス的に最も優れた一台だと言えるのが、このマウスコンピューターです。(詳細な理由や他メーカーのおすすめなどは本文中にてご紹介)
ただ、世の中には、それはそれはたくさんのパソコンが、様々なメーカーから無数に売り出されています。
そんな、”選択肢多過ぎ” の状態で、どれも似通ったように見える「仕様」や「スペック」などの数字の羅列を見せられたところで、行き着く先は、
「で、結局私はどれを買えば良いの?」
そんなところでしょう。
実際に多くのパソコン初心者が、
- 「身近な人が使っていたから。」
- 「なんとなくイメージが良かったから。」
- 「デザインがカッコよかったから (or カワイかったから)。」
そんな理由で購入するパソコンを決めています。(予算等は別として。)
そこで今回は、そんなパソコン購入初心者さんたちへ向けて、「この中から選んでおけば、絶対に間違いない!」と私が胸を張って言えるおすすめの一台をご紹介していきたいと思います。
私自身、これまで「DELL」に「Lenovo」、「SONY」に「TOSHIBA」、Appleの「Mac」から最近では「マウスコンピューター」に至るまで、実に様々なメーカーのパソコンを実際に購入・使用してきました。
そんな私が、「今選ぶならこれだな。」そう確信できるものをいくつかご紹介していきたいと思いますので、是非今夜、”あなたの一台”を見つけ出し、何とか注文完了までこぎつけてもらえればと思います!
大丈夫です。決断に必要な判断材料は、以下の本文中に全て用意してあります。
もしもあなたがパソコンにあまり詳しくない初心者の方だとしても、この記事を読み終えて「あーでもない。こーでもない。」とまたいろいろと悩んでしまう事がないように、今回は必要な情報をぎっしりと詰め込みました。(かと言って、難しい話は出て来ませんので安心してください。)
したがって、「とにかく近いうちにパソコンを1台買わないといけない。」という方は、今日、実際に購入する所までやり切ってしまいましょう!
以下、冒頭の章では、「あなたがどのように自分が買うべきパソコンを選んでいけば良いのか。」という点についても解り易く解説をしていますので、よろしければそちらも併せて参考にしていただきつつ、あなただけの一台を探し当ててもらえると幸いです!
それではさっそく見ていくことにしましょう!
今あなたが買うべきパソコンとは
まずはあなたがどのパソコンを選ぶべきかという「判断基準」についてですが、結論から言ってしまいましょう。
パソコンを選ぶ際、絶対に外してはならない条件というものが「2つ」あります。それが、
- 必要最小限の性能
- 携帯性の視点
です。順に解説します。
※「そんなことはいいから、とにかくおすすめの一台を先に教えて!」という方は、こちらから
必要最小限の性能
まずは「性能」の部分についてですが、パソコンというのは、性能が高くなればなるほど、その価格も高くなっていくというのが普通です。
今回パソコンを購入する予算に「上限はない!」という方であれば、好きなメーカーの最上位機種を手に入れてもらえれば間違いはありませんが、初心者の方が、自分には持て余すスペック(=性能のこと) のパソコンを手に入れたところで、無駄な出費となってしまうだけです。
そこで大切になってくるのが、自分にとっての「”必要最低限”の性能」というものが一体どんなものなのかという事を見極めるという力です。
ではその「必要最低限」の”必要”という条件を考える上で基準となるものとはどんなことでしょう。
それは、あなたがこれからパソコンを手に入れて、
- ”何が”したいのか
- ”何を”しなければならないのか
という部分を明確にすることで見えてきます。
つまり、あなたが「社会人」なのか、「主婦」なのか、「学生」なのかなど、それぞれの置かれた”立場”によって、あるいは、「買い物や動画の閲覧などネットサーフィンがしたい」のか、「Officeなどのソフトを使って資料等を作成する必要があるのか」、はたまた「写真の整理や動画の編集などをメインで行いたいと思っている」のか、というような”目的”によって、あなたが買うべき一台に求められる性能というのは必然的に決まってくるということです。(ちなみにこの”目的別”でのおすすめの一台は、最後の章”まとめ”でご紹介しています。)
もちろん、基本的にパソコンの性能というのは「大は小を兼ねる」という風になっていますので、必要なスペックが分からなければ、なるべく上位機種を購入すれば良いという事になってしまうのですが、前述の様に、それでは「必要のない性能に高いお金を払ってしまう。」という”無駄”が発生してしまいかねません。
そこで、各パソコンに与えられた「性能の違い」、つまり「スペックの差」について判断できるようになる必要があるのです。
大丈夫です。苦手意識は捨ててください。あなたが知っておくべき最低限の部分さえ理解できていれば十分ですし、これから全て解り易く解説していきます。
各メーカーの販売サイトなどを見てみると、パソコンの「スペック表」または「仕様表」というものの中に、様々な数字などが並んでいるかと思いますが、初心者が気にしておく必要があるものは、大きく3つ、
- CPU
- HDD もしくは SSD の容量
- メモリサイズ
これだけです。これらを押さえておけば、あなたが買うべき一台を見極めることが可能になります。
それぞれ解説していきましょう。
CPU
まず「CPU」についてですが、これはいわばそのパソコンの「頭脳」、つまり”頭の良さ”、人間に例えると「どれだけ頭が切れるスマートな人か」ということを表しています。
「CPU」の欄に書かれた細かな数字は無視して構いませんが、大まかに「Core」と書いてある後の数字が大きくなればなるほど性能が高いと考えておけば大丈夫です。
目安としては、”Core”という文字の後の数字が最低でも「5」、予算的に可能であれば「7」以上のものを選択しておけば、おおよそどういった作業をするにしても十分な性能を備えていると言って良いでしょう。
HDD or SSD
次に「HDD」または「SSD」と書かれているものですが、これは「記憶容量」のことを指していて、要は「引き出しの大きさ」を意味していると考えられるものになります。
”GB”(「ギガバイト」と読みます) と書かれた”前”の数字が大きい程、よりたくさんのものを保存しておくことが可能となります。(最近では”TB”(テラバイト) と書かれたものもありますが、これは 1TB=1,000GB ですので、〇〇GBと書かれたものよりも圧倒的に大きな容量を持っているという事になります。)
そして、HDDとSSDの違いですが、単純に「速さ」の違いだと思っておけば大丈夫です。
HDDよりもSSDの方が性能が高く、速く動きますので、電源をつけてから起動するまでの時間や、何かパソコンで保存したい時などに素早く処理を完了することができるようになります。
ただ、一般的に初心者が行う様な保存作業等に関しては、それほど時間がかかるようなものは出て来ないかと思いますので、処理に長い時間がかかってしまう”写真”や”動画”などを大量に扱うような予定がある人は「SSD」を、それ以外の用途であれば「HDD」を選択しておけば間違いありません。(写真や動画を”たまに”扱う程度であれば、HDDでも全く問題はありません。)
SSDにすると値段が跳ね上がる場合が多いですので、その辺りは自分が必要とする容量サイズと予算で決めてもらえればOKです。(通常512GBから1TBもあれば十分です。)
メモリサイズ
これは上記の記憶容量、すなわちHDDやSSDと同じ”GB”という単位で表示されているため、一見ややこしいのですが、出て来る数字は大体「4GB」、「8GB」、「16GB」、「32GB」といったところですので、見分ける事はできるでしょう。
この数字は何を表しているのかと言うと、「同時に作業できる能力の高さ」を表していて、よく「机の広さ」にも例えられます。
つまり、この数字が大きい程、=”机が広い”ということになり、同時にいくつもの作業を難なくこなすことができるようになるということです。
「4GB」のものよりも「8GB」の方が、「8GB」よりも「16GB」の方が、たくさんの処理を同時にこなすことに強いという意味になります。
最近ではほとんどが「8GB」以上かとは思いますが、基本的には「8GB」以上、予算的に可能であれば「16GB」以上を選択するようにしましょう。
優先順位
以上の様に、様々な性能面を、自分のやりたい作業に必要な基準で取捨選択していけば、もうあなたが買うべき一台が見つかるという事になるのですが、その取捨選択を行っていく上で、予算の都合上「どちらか一方を妥協する必要がありそうだけど、どちらの性能を優先すべき?」ということもあろうかと思います。そういう時は、
「すべて中間グレードを選択する」
もしくは、
「CPU」 > 「メモリ」 > 「HDD or SSD」
の優先順位で、それぞれ順により高い性能のものを選択してください。
つまり、なるべく性能の高い「CPU」のパソコンを第一優先とし、次に「メモリ」が大きめのもの、そして「HDD」や「SSD」の記憶容量といった順番で考えていけば良いわけです。
最も優先順位の低い「HDD or SSD」に関しては、使っているうちに足りなくなれば、最悪、「外付け」のものなど、後で応用を利かせることも可能ですので、まずは「CPU」の性能がなるべく高いものを、そして次に「メモリ」の能力がなるべく高いもの、そして最後に「HDD or SSD」という順に選んでもらえればと思います。
また、「デスクトップ型」と「ノート型」に関してですが、基本的には”同じスペック”であれば、「デスクトップ型」よりも「ノート型」の方が価格は「高く」なります。
したがって、持ち運びの必要が無い使い方をするという前提で、なるべく性能の高いものが良いという事であれば「デスクトップ型」を、そして持ち運んで使いたいというのが絶対条件だという事であれば、予算内で多少スペックを落としてでも「ノート型」を選択する必要があるという事になろうかと思います。
ディスプレイ・モニタの種類
最後に、「ディスプレイ」(=「モニタ」)についても少しだけ触れておきたいと思います。
最近は、「HD」や「4K」を中心にディスプレイ(デスクトップ型では”モニタ”と呼ぶこともある) も様々な種類から選択できるようになっていることがあります。
「デスクトップ型」に限らず、「ノート型」でも同じですが、「モニタ」について考える際にポイントとなるのはその「サイズ」と「解像度」です。
サイズというのは、言うまでもなく大きい方がより迫力ある映像を楽しめたり、より大きな文字で表示できるという事になるわけですが、これはもう一方のポイントである「解像度」とセットで考えていかなければなりません。
この「解像度」というのは、数字が大きい方が画面上にある”つぶ”の数が多いと考えてもらえれば良いのですが、解像度が高ければより鮮明な画像を映し出すことができ、パソコン作業を行う上ではより多くの文字などを表示することができます。(同じ画面サイズで多くの文字を表示しますので、解像度が上がると文字は小さくなります。)
そして、基本的な考え方はテレビ画面について見る時と同じですので、「HD」よりも「FHD」、「FHD」よりも「4K」や「5K」、そして「6K」や「8K」といったものの方が解像度が高いという事になります。
パソコンで様々な作業を快適に行うためには、より大きく、よりキレイな映像を映し出せるモニタの方が良いというのは言うまでないことですが、”解像度とセットで考える”というのはつまりこういう事です。
ノートパソコンのように、そもそもそれ程大きなディスプレイを搭載することができない製品に、ものすごく解像度の高いディスプレイを用いたとしても、文字が小さすぎて読めず、結局は解像度を落として使用する事にもなりかねません。
例えば、解像度が「4K」のディスプレイを搭載したノートパソコンを購入したとしても、いざ文字入力の作業を行ったり、ネットサーフィンで様々なWebサイトを閲覧するとなった時、文字が小さ過ぎてしまう場合には、そのパソコンが持つ最大の性能を活かし切れることなく、設定でわざわざ性能を下げて使用するという事にもなりかねません。
これでは”本末転倒”と言うしかなく、通常、解像度の高いディスプレイを搭載したパソコンというのは、解像度の低いパソコンよりも価格が数万円高くなりますので、まさに不必要な性能に無駄な出費をしてしまったということになってしまうのです。
ただ、写真などの画像や動画などの映像を見る事が多くなりそうだという場合であれば、当然より解像度が高いディスプレイのパソコンを選んだ方が綺麗に表示することが可能になりますので、ここも自分がどういった使い方をするのかという部分で判断すべきところです。
ちなみに私は「大は小を兼ねる」的発想で、4K表示のディスプレイやモニタを搭載したパソコンを優先して購入し、作業の内容ごとに切り替えて使っています。実際に4Kモニタとして使用する時も結構頻繁にありますので、”宝の持ち腐れ”にはなっていない状況です。
また、当然ですが、持ち運びなどを加味すると、大きなモニタのノートパソコンを選択した場合には、それだけ本体も大きく、そして重くなってしまう事になりますので、その点は次章でもご紹介する”携帯性”の観点も考えて選んでいく必要があろうかと思います。
以上が「スペック」上での選択の基準となります。
パソコンに限らず家電製品というものは、日進月歩で性能が進化し、最新のものにアップデートされていくものですので、初心者のうちはある程度の性能のものを選択して予算を押さえ、またそのパソコンを使い込んでいく中で、「自分にはもっと高い性能が必要だな。」と感じる部分がはっきりとしたところで、そういった条件を満たした次のパソコンへと買い換えていくという買い方もできるかと思います。
「携帯性」という視点
「性能」と併せて私が考慮しておくべきポイントだと思う点が、「携帯性」に関してです。
上記ですでに少し触れた部分ではありますが、そもそも「デスクトップ型」なのか、「ノート型」なのかという点で、選択肢の出発地点が全く異なってきます。
基本的には同じスペックにおいては「ノート型」よりも「デスクトップ型」の方が価格は安くなりますので、自宅や会社の決まった場所でのみで作業を行い、外に持ち運ぶ事は無いという事であれば、より高いスペックを追求して「デスクトップ型」優先で選んでいくということでも良いかと思います。
また、「自宅で使用する」とは言っても、基本はテーブルで使用することを想定しているものの、時にはソファーやベッドに寝転がりながらも使いたい、とか、部屋間を移動して使う事も考えられるというのであれば、当然「ノート型」の方が適しているということになりますし、デスクトップ型の大きな本体を置くスペースがないという問題がある場合などには、やはり「ノート型」を選ぶ必要性が出て来るでしょう。
つまり、自分がパソコンを手に入れたあかつきには、どのような使い方をしていくことになるのか、といったことを想定しながら選んでいく必要がある、つまり「携帯性」を意識した観点も大切になってくる、ということです。
さらに言えば、「携帯性のよさ重視」で選びたいという人であれば、そのノートパソコンの「重量」や「サイズ感」、そして「バッテリー駆動時間」についてもチェックしておくようにしましょう。
これらの項目は、実際に頻繁に持ち運びながら使用するということになると、その重さが非常にストレスに感じたり、バッテリー持ちが悪いがためにいつも電源のある場所を探していなければならないなどの問題にも繋がってきますので、今回ご紹介した様々な要素と併せて検討材料としておかれると、より失敗しない選択肢を選ぶことができるかと思います。
以上、ここまでが「初心者がパソコンを選ぶ上で知っておいた方が良い基準」ということになります。お疲れさまでした。
それではここからは、いよいよい実際に私がおすすめする製品を3つご紹介していきたいと思います。
ここまでお話した内容も踏まえて、是非今夜あなたが購入する一台を決定していただければと思います。
それでは参りましょう!
【 1 】 マウスコンピュータ
ここで、今さらですが改めて私自身の現在のパソコンの使用環境をご紹介しておきたいと思います。
今現在私は、
これら3台のパソコンを使い分けているという状況です。
これまでの経験上、DELLのマシンを優先して購入するという感覚が染みついてしまっていた私ではありますが、自分に必要な様々なスペックを検討する中で、「最もコスパの高いマシンは何か。」と改めて考えてみた時、最近になって新たな選択肢として浮上してきたのが『マウスコンピューター』です。
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マウスコンピューターが評判良いと聞いて購入し約9年経過した感想・レビュー
私が「【 マウスコンピューター 】(以下、“マウス”)」のパソコンを使い始めてから、もうかれこれ9年ほどが経ちました。 そこで今回、最近マウスのパソコンの注目度が高いということもあり、実際に長期間マウ ...
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もともと無駄な機能が付いていたり、無駄なソフトが入っていたりすることもなく、非常にコスパが高いと感じていたDELLを抜き、数多くの選択肢の中から、自分に合ったベストな一台を必要に応じてカスタマイズしながら購入することができるマウスコンピューターが最も上位の選択肢へと躍り出て来たのです。(もちろん、「パソコンのスペック等に詳しくない。」という方は、注文前から電話サポートで買うべき一台について様々な相談をすることも可能です。)
正直言って、初めは自分が使った事がなかったマウスコンピューターに関しては、不安な気持ちがかなり大きかったというのが実際のところでした。
ただ、実際にマウスコンピューターを購入して使用してみたところ、その心配は杞憂に過ぎませんでした。何も無駄な心配をする必要はなかったのです。
詳しくはこちらの記事「マウスコンピューターが評判良いと聞いて購入し約7年経過した感想を書いてみる」を参考にしてみていただければと思いますが、
- 「やっぱりコスパ重視で、安くて性能の高いものを選びたい。」
- 「日本製は安心!」
- 「購入後のサポートもしっかりしているメーカーが良い。」
そんな方であれば是非、検討してみていただければと思います。
【2】 DELL
もし今私が「パソコンを1台買わなくてはならない」という状況にあるとして、候補を絞っていこうとするならば、マウスコンピューターの次にその候補として真っ先に挙がってくるのは、『DELL』です。
その理由は明確です。
私の中にある、『安心感』です。
私のパソコン遍歴の中において、購入回数が最も多いメーカー、それが『DELL』なのです。
では、なぜ私がこれまでDELLを選び続けてきたのか、という点について詳しくはこちらの記事「『DELL』長年使用してのレビュー|特徴・メリット・デメリットなど」を参考にしていただけたらと思いますが、そのポイントは大きく分けて【5つ】あります。
- 信頼と実績
- サポート体制
- コスパの高さ
- デザイン性の良さ
- 故障の少なさ
「信頼と実績」というのは、あくまで ”個人的に” という部分ではありますが、数々のメーカーの様々なパソコンを経てきた中で、「なんとなく安心感がある。」そんな、漠然とした、でも大きな信頼感を持っているメーカーが、私にとっては『DELL』なのです。
サポート体制についても、マウスコンピューター同様、電話でのサポートが非常に充実しています。
実際に、これまで何度か技術的な事や操作方法等について電話での問い合わせをしたことがありましたが、その度に迅速に対応してもらえ、しっかりと不具合等を修復することができましたので、これも非常に安心できるポイントです。
あとは、これも前述の通り、DELLに関しても「コスパの高さ」は非常に魅力的だと思っています。
他のメーカーに比べて、会社として明確に「良い製品をできるだけ安く」という姿勢を打ち出し、実際にそれを実行し続けているという点において、やはりマウスコンピューターが登場してくるまでは私の中で「圧倒的No.1」という存在でした。
さらに、マウスコンピューターと比較して、DELLが持つ強みとして挙げられる点が、「デザイン性の高さ」という部分ではないかと思います。
ここ最近では、特にDELLのPCのデザイン性の高さが際立ってきています。デスクトップ型・ノートブック型に関わらず、上位モデルに関しては、少し価格が高くなってしまう部分は否めないものの、性能面も然ることながらしっかりとデザインにも力を入れているということが見て取れ、素直にうれしい部分です。
最後に、故障に関してですが、正直に言って、故障はあります。
これまで私も何台かのDELL機を購入・使用してきましたが、全部合わせて3回ほど不具合が発生し、郵送や訪問による部品交換等で対応してもらった経験があります。(ディスプレイ:1回、キーボード:1回、ファン:1回)
パソコンというものが”精密機器”である以上、仕方がないと言えば仕方がないのですが、DELLが優秀だと感じるのが、その時の丁寧で迅速な対応です。電話サポートに連絡し、不具合箇所を伝えると、考えられる可能性を調べつつも、物理的な修理等が必要になれば数日以内には対応してくれる等非常にレスポンスが良いため、故障に際してもそれほどストレスに感じたことはありません。
ただ、長期にわたってサポート体制を確保しておいて欲しいという場合には、別途有償のプラン等に入る必要がありますし、そもそも数年に1度の不具合を多いと感じるか少ないと感じるかは個人差があるかと思いますので、この点に関しては積極的にアピールできるとも言い難い部分かもしれません。
以上の様な要素が、私がDELLをおすすめする理由になります。
まとめると、今現在の私のパソコン選びの手順としては、最近になって1番の選択肢に躍り出て来た「マウスコンピューター」で希望に沿うマシンを探しつつ、デザインやスペック面等を総合的に考えて、どうしても欲しいマシンが「DELL」の方にしかない、といった場合にはDELLのマシンを選択するという方法を採っています。
「マウスコンピューターよりも、何となくDELLの方が好きかな。」
「私もDELLには良い印象が強い。」
そんな方は、DELLについても併せて是非検討して見られると良いかもしれません。
【3】 サーフェス
最後に、私自身が個人的に次のマシンとして狙っている一台をご紹介しておきたいと思います。
それが「Surface」です。
ここ最近、仕事の関係で出張や外出先でのパソコン作業が増えてきている中で、パソコンの携帯性の良さというものが以前より気になって来ているという部分が大きいのですが、マシンパワー、つまりそのパソコンの性能自体に関しても妥協はしたくない私のこだわりを叶えてくれる一台こそがこのサーフェスではないかと感じ始めているのです。
初期の頃の「Surface」はと言うと、「iPad」の”対抗馬”的な要素が非常に強く、「タブレットだけどパソコンとして操作できる”良いとこ取り”の一台」として注目を集めていたのですが、そのSurfaceも何代も代を重ねるごとに洗練され、またスペックも頼もしいものになってきていることもあり、今個人的に大注目の一台として挙げておきたいと思います。
ただ、「価格が高い」という点と、「私自身が使用した経験を持ち併せていないという理由から、ここでは上記2メーカーと比べて「強くおすすめできる」とまでは言う事ができませんので、追加候補の1つとして挙げるに留めておきたいと思います。
まとめ
さて、以上が私が考える、初心者がパソコン購入を検討する際に気をつけておくべき事、そして、私がおすすめする”間違いない一台”の候補製品になります。
あなたが買うべき一台は決められたでしょうか?
改めて言うまでもないかもしれませんが、今やパソコンというのは、あくまで ”消耗品” です。長くても3~5年ほどで買い替え時期が訪れます。
仕事でパソコンを使った負荷の高い作業をする必要がある(その分高いスペックのパソコンを必要とする) といった場合や、趣味やプライベートの範囲でも高い性能を必要とする作業がしたいと考えているといった場合などを除いて、パソコン選びで大切な事というのは、
必要最小限の性能を、できる限り安く買う
ということに尽きるかと思います。
さらに、そこに安心感を加えるという意味においては、メーカーの「サポート体制」の充実といった点を重視しながら検討していけば、パソコン選びに失敗してしまうということはないでしょう。
ITやパソコン関連の話に疎く、そういった類の話は頭が痛いという人には、今回の記事は少ししんどく感じてしまったかもしれませんが、「自分がそのパソコンを手に入れて本当にしたい事は何なのか」、この原点に立ち返り、今一度コストパフォーマンスの点から検討してみてもらえたらと思います。
今回の記事が、あなたのパソコン選びのお役に立てれば幸いです。
それでは、また。