最近、走ってますか?
走ることが習慣化され、「よしっ」と気合を入れることもなく走りに行けるという人は、走るということに抵抗がなくなるぐらいまで走り込んでいるか、本当にランニングが好きな人でしょう。
でも、運動が得意でないという人にとっては、「わざわざ時間を割いてまで、何でそんなしんどい思いをしなきゃならないの」と言いたくなるほど、苦行と化している場合もあると思います。
今回はそんな「ランニング」を”続けていくためのアイテム”としておすすめのものを一挙にご紹介していきたいと思います。
では、早速どうぞ。
ランニングのモチベーションを維持するためのアイテム
これは、自分のランニングに関するデータを自動的に記録してくれるアプリで、「ランニングはしてはいるけれど、続かない」という、モチベーション維持に悩む人には、超絶おすすめです。もちろん、無料で使えます。
私はiPhoneで使用しているのですが、アプリを無料でダウンロードし、登録を済ませれば、あとは「ランニングスタート」のボタンをタップして走り出すだけです。もの凄く簡単です。
このアプリの中でも特に私のモチベーション維持に役立ってくれているのが、「ランニングデータの月別表示」です。
これを見てもらえれば判るかと思いますが、走った日の記録が1月分並んでいます。この記録を眺めていると、体調や天候の具合などで少し日が空いてしまった時にでも、「そろそろ走らなきゃな」という気にさせられます。
さらに、私個人的には、自分のスタイルをキープするためには、「100km/月」走るぐらいが丁度良いかなと感じているので、月の第一週目でまだ1回も走りに行けていない様な時には、「あと3週で、100kmか」と、自分を焦らせることができますし、月ベースで走った距離をチェックすることが可能になります。月に100kmというのは私が勝手に設定した目標ですが、自分の設定した目標や目安を確認する道具として非常に重宝します。
少しでも走らない日が続いてしまうと、「あれ?こないだ走ったのいつだっけ」と、あっという間にサボり癖がついてしまいますので、自分に気合を入れるキッカケを与えてくれる”頼もしい相棒”として、非常に心強い見方になってくれています。
また、GPSによってランニングコースからタイム、スプリットやペースなども自動的に記録してくれるため、後でそれらを眺めながらいろいろと比較したり、過去のランニングを思い出したりできるのも地味に楽しい機能の1つです。
結局人間が物事を継続させるのに一番のモチベーションは、「楽しい」と感じることだと思いますので、自分のランニング履歴を客観的に見返せるというのはモチベーション維持に一役を買ってくれること間違いなしです。
まだ使っていないという方は、この機会に是非導入してみてはいかがでしょうか。
また、iPhone以外にも、アップルウォッチやipodなどでも同じ機能は使えますので、併せて検討してみてくださいね。
ランニングに欠かせない相棒たち
モチベーション維持の強い味方に続いては、私がランニングに行く際に使用している相棒たちを順にご紹介していきたいと思います。
お気に入りのアイテムを探してそれを実際に使うために走りに行く、という動機であったとしても、”走りに行く”という行為には何ら違いはありません。きっかけが何であれ、ランニングを続けるということが最も大切なことですので、あなたも是非自分のお気に入りのアイテムを見つけてみてください。
1、iPhone用アームバンド
これは先程お話した「ナイキプラス」のアプリをiPhoneで使うためと、私はいつも走る時には音楽やラジオを聴いていますので、そのためのiPhoneを腕にホールドしておくためのギアになります。
たまに、スマホを手に持ったり、ポケットに入れて走っている人を見かけますが、個人的にはおすすめしません。その理由は、単純に凄く走りにくく邪魔ですし、手に持った状態ですと、綺麗なフォームで走れなくなってしまうということ、さらには、ポケットに入れてしまった日には、走る度に大きく揺れてしまいますので、気になってもはや走るどころではなくなってしまいます。
何も身に着けず、ちゃんとしたフォームで走れている状態をキープしたままで、ナイキプラスを使いながら、音楽を聴ける環境を作り上げるためにも、このアームバンドは必須ですね。
もちろん、小型のiPodやアップルウォッチがあれば、そもそもiPhoneを腕に巻く必要もありませんので、問題ないですね。
2、イヤフォン
これも欠かせないアイテムですね。既にお話した様に、私はランニング中に音楽かラジオを聞いていますので、イヤフォンは必須になります。
※公道やまわりに人がいる場所でのランニングの際に、完全に外の音をシャットアウトしてしまうのは非常に危険です。イヤフォンを装着する場合にはまわりの環境に十分に配慮をしましょう。
イヤフォンに関しては、特にこだわりがあるわけではないのですが、Amazonで良さそうなイヤフォンを調べていて、機能などをとことん比較していた結果たどり着いた一品です。
ポイントとしては、「コードに大きなモジュールがついていない」ことと、「音が結構良い」という所が気に入っています。
Bluetooth対応のイヤフォンは、モノによってはコードの途中に大きめのボックスの様なもの(モジュール)が付いているものもあり、これがあるとランニング中に大きく揺れることになり非常に邪魔ですので、なるべくシンプルな形状のものを探しました。
このイヤフォンは、走っていて違和感を感じることもありませんし、ストレス無く使用できますのでおすすめです。
3、帽子
これは人によるかもしれませんが、女性であれば、髪の毛は後ろに束ねて括ってしまうだけという方もいますし、男性でも女性でも、走る時には特に何も被らないという人もいるかと思います。
私の場合は、走っている時に髪の毛がワッサワッサしている状態が好きではないということと、雨が降った時に、雨水が眼に入ってくるを防ぐ目的と、さらには、夕方に走ることが多いため、夕日が非常に眩しいことがあるので日差しを遮るためという目的で帽子を被って走るようにしています。
日差しに関しては、大きめのハットを被ることで、顔や首周りの日焼け防止にもなりますので、特に日焼けを気にされる女性などは良いかもしれません。ランニングに行くと、ただでさえ大汗をかきますので、日焼け止めをべったりと塗ってしまうとランニング中も非常に気持ち悪いですので、その意味でもハットはおすすめです。
4、ウェア
これも特にこだわりがあるわけではないですが、最低限、汗の吸収と速乾作用のある素材のものを選ぶようにしています。
ウェアなどのファッションアイテムに関しては、モチベーション維持の観点からも重要な部分でもありますので、本当に自分がオシャレだと思うものを探して身につけた方が良いと思います。
ただ、私が唯一気をつけた方が良いかなと感じるのが、やはり”汗対策”です。
その理由はずばり、”走りに影響する”からです。
ランニングで大量に汗をかき、その汗がいつまでもウェアに残っていると非常に重くなってしまいますし、長時間気持ちよく走ることができなくなってしまいます。したがって、この”速乾性”というポイントに関しては、あまり妥協はせずに多少高価なものであっても揃えておいた方が良いかもしれません。
5、ランニングシューズ
「ランニングシューズ」に関しては、「ランニングシューズの選び方|eede.tv 的おすすめランキング」にまとめていますので、そちらを併せてご覧いただければと思いますが、ここは是非こだわりを持ちましょう。
ランニングシューズは、ランニングに関連する数あるアイテムの中でも間違いなく「最重要」のもので、最終的には”相性”が非常に大切であると思っています。
私の場合も、使用メーカーとしては、ナイキに始まりアディダスを履いて、結局はアシックスに落ち着きました。
スポーツアパレルメーカーはいくつも存在しますし、既に自分のお気に入りのメーカーがあるかもしれません。私の場合、ナイキがそうでした。典型的な”形から入る”タイプの私は、デザイン性に優れていると感じていたナイキのシューズを中心に履いていたのですが、ある日ランニングシューズについて調べている時に、ふと他のブランドのものも履いてみようかなと思い始め、紆余曲折を経て今のシューズに落ち着きました。
ランニングシューズは、走りの質を変えるほど大きな違いがありますが、その鍵は、あなたの足の形と各メーカーのシューズの形のクセが合うかどうかという点だと思っています。
同じメーカーの同じシリーズでも、「ノーマルタイプ」と「ワイドタイプ(幅広タイプ)」がそれぞれ設定されていたりする場合もありますので、やはり色々と試着し、実際に購入して履いてみて、なんとなく自分に合うメーカーやシリーズを探っていく、というのが良いかと思います。
また、アシックスのショップなどでは、自分の足に合うシューズがどれかを決めるために、足の形を計測してくれる場合もありますので、そういったサービスを積極的に活用するというのも良いかもしれません。
番外編
さて、ここまで各種アイテムをご紹介してきましたが、ここから少し番外編に入りたいと思います。
ライトアームバンド
まずはこちらです。これは安全確保のためのアイテムなのですが、季節の変わり目などに、急に暗くなってきた時や、ちょっといつもと違うルートを走ったりして、細くて暗い道に入ってしまったといった時に、自分の存在を周りに(特に車に対して)知らせるために、腕に巻いて使用するものです。
車を運転する人であれば経験があるかもしれませんが、暗くて細い道に色の濃い服装で歩いたり走ったりしている人というのは、非常に見えづらいものです。
基本的には、車や自転車が通らない様なコースを選ぶということが大切かと思いますが、やむを得ず公道等を走る際には、自分の身を守るためにも、こういった安全グッズも必ず身につけて走った方が良いと思います。
ヘッドライト
これも、上記アームバンドと同じですが、アームバンドが自分の位置を他人に知らせるアイテムだったのに対し、これは逆に自分の足元を照らすためのものになります。
私の経験として、普段通りのコースではあっても、いつもより少しスタート時間が遅くなったり、ペースが遅くてその道を通る時間帯が遅くなってしまった時に、いつも明るい道が真っ暗になってしまっているということがありました。そのため、ちょっとスタート時間が遅くなった時やペースが落ちて帰りが遅くなりそうな予感がする時にはこれを胴体や腕に巻いて持っていく様にしています。
現金or電子マネー
これは、番外編の番外編といった感じですが、何かしら現金代わりになるものも少しは持っていた方が良いと思います。
私の場合は、スマホを入れるアームバンドにSuicaを入れていくのですが、その理由は、走っている最中にどうしても気分がすぐれないと感じる時に、コンビニやスーパーでちょっとした飲み物などを買える様にしておくためと、最悪、自宅から遠く離れたところからでも電車やタクシーなどで帰って来れる様にするためです。
ランニングをスタートした段階ではカラダの調子が良いと思っていたものが、どこで急変するかも判りませんし、走っている最中に何が起こるかわかりません。私のように、鎖骨を骨折するという(詳細は控えます)、想定外の事態が発生する可能性だってあるわけですので、「備えあれば憂いなし」で少しのお金も持っていく様にしています。
なお、1,000円札の様なお札はおすすめしません。なぜかと言うと、持っていく時にはコンパクトで良いのですが、何かを買って細かなお釣りをもらってしまうと、そこから帰るまでの間、非常に邪魔になってしまうからです。Suicaなどの電子マネーであればカード一枚で、支払後もかさばることもありませんので便利ですよ。
最近ですと、「ApplelPay」の様なスマホの機能もありますので、iPhoneを持っていくということであれば、そういったものを活用しても良いかもしれません。私はApplePayの登録をしていませんので、カードを持って行っています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
あくまで私が個人的におすすめするランニング関連グッズをご紹介してきましたが、気になるものはありましたでしょうか。
ランニングは、極端な話、カラダ1つあれば始められ(服は着ましょうw)、特にこだわりがなければ細々としたアイテムは何も必要ありません。その手軽さが良い反面、”ただ走りに行くだけ”という単調な状態が続いてしまうと、飽きてしまうということもありますので、「継続する」「走り続ける」という観点からは、今回ご紹介した様なモチベーション維持グッズや、お気に入りのアイテムを見つけてみてるというのもおすすめです。
「継続こそ力なり」で、あなたも「走る」ことがどんどん楽しくなるように、私も陰ながら応援しております。
この記事が少しでもあなたのランニングライフのお役に立てば嬉しく思います。
では、最後までご覧いただきありがとうございました。